こんにちは、小舟(こぶね)です。
今日はWebライターが収入を上げる方法を体系化してまとめました。
まず、収入が劇的に上がる魔法のような方法はありません!ただし、戦略を決めてコツコツ努力していけば、収入は必ず上がると思っています。
収入アップを考えているWebライターの方の参考になれば幸いです。
収入アップとは「単価×数」へのアプローチ
コンサル業界でもよく出てくる基本的な方程式ですが、下記の方程式をもとに考えていきます。
売上=単価×数量
Webライターで置き換えるなら、「文字単価×文字数」や「記事単価×記事数」となります。自分なりに管理しやすい方法で考えてみてください^^
続いて、要素をさらに分解していきます。
1「単価」を上げる方法
「単価」を上げる方法は、主に次の3つです。
- 1-1スキルアップ
- 1-2クライアント開拓
- 1-3単価交渉
それぞれ解説していきます。
1-1スキルアップ
スキルは収入を上げるための必須条件です。クライアントが「お金を出してでもこのWebライターに依頼したい」と思わなければ、収入アップを叶えることはできません。
そのため、スキルアップは何より大切です。スキルアップには、次のような方法があります。
- 文章力を磨く。
- 専門性を身につける。
- SEOについて知る。
- 取材やインタビューをする。
- 経験値を積む。
すべてを実践する必要はありません。自分にとって「これならできそう」「これは興味がある」というものに絞って実践するといいと思います。
1-2クライアント開拓
スキルがあっても、それを活かし評価してくれるいいクライアントとの出会いがなければ、収入は上がりません。
クライアントを開拓し、関係性を深めていく方法は、次の通りです。
- 積極的にメディアに応募する。
- 「見せ方」を工夫する(自己アピールの方法を磨く)。
- いいクライアントを見極める。
- クライアントのニーズに応える。
大切なのは、いいクライアントを見つけ、そのクライアントとの関係性を強化していくことです。
いいクライアントの条件や、避けるべきクライアントについては、下記の記事でも詳しく書いているので参考にしてみてください。
避けるべきクライアントとは?現役WEBライターが教える見極めポイント
1-3単価交渉
本当にいいクライアントの場合、こちらから交渉しなくても、報酬をアップしてくれることもあります。しかし、それも会社や編集部のスタンスにもよります。
そのため、必要に応じてこちらから単価交渉を行いましょう。
単価交渉については、下記の記事でも詳しく書いているので参考にしてみてください。
2「数量」を増やす方法
続いて、「数量」を増やす方法です。「数量」を増やす方法は、主に次の3つです。
- 2-1スピードアップ
- 2-2クライアント開拓
- 2-3時間管理
それぞれ解説していきます。
2-1スピードアップ
ライティングスピードは、Webライターの報酬に直結します。スピードを上げる方法には、次のようなものがあります。
- ブラインドタッチをマスター
- ショートカットキーやファンクションキーを活用
- よく使う単語やKWは辞書登録する
- 仕事環境を整える
- 構成力を磨く
- 調査時間を短縮する
- 集中力を上げる
ブラインドタッチとは、手元を見ずにタイピングすることです。ブラインドタッチをマスターすれば、執筆しながら誤字脱字をチェックできるため、見直しの必要がほとんどなくなります。
収入をアップしたいならぜひマスターしてみてください。ブラインドタッチについては、下記の記事でも詳しく書いています。
ショートカットキーやファンクションキーは、インターネットで検索すればすぐ出てきます。すべてを使うとそれはそれでわずらわしいので、自分が使いやすいものだけ使うのがいいと思います。
参考までに、私がよく使うショートカットキーとファンクションキーをまとめました。
Ctrl+A 全選択
Ctrl+X 切り取り
Ctrl+C コピー
Ctrl+V 貼り付け
Ctrl+S 保存
Ctrl+F 検索
Ctrl+Enter 改ページ(Word)
Windows+D デスクトップ表示
Alt+Prt Sc 画面キャプチャ
ファンクションキーは下記の通りです。
F5 更新
F6 ひらがな
F7 カタカナ
F9 全角英数
F10 半角英数
スピードアップの方法はとても書ききれないので、今日はこのくらいにしておきます。Instagramでもスピードを上げる方法を投稿しているので、よかったらご覧ください^^
2-2クライアント開拓
基本的には、単価アップの章と同じですが、記事数に関してのクライアントの選び方をお伝えします。
次のようなクライアントがいた場合、自分にとってどちらがいいでしょうか?
- 文字単価3円、不定期での依頼、マニュアルがよく変更される。
- 文字単価1円、毎月10本の依頼、マニュアルはほぼ変更なし。
本業をしつつ、たまにWebライターを副業としてやっているなら、①のクライアントがいいかもしれません。しかし、フリーランスとしてWebライターで生計を立てているなら、②を選ぶほうがメリットが大きい場合もあります。
どちらが正解というわけではなく、投下時間や負担感をはかったうえで判断することが大切です。私はマニュアルを読み返す作業が心底嫌いなので、上の条件なら②を選ぶと思います^o^;
2-3時間管理
フリーランスにとって、時間管理は命です。時間管理も深すぎるテーマなので、ここですべてをお伝えすることはできません。
ただ、ポイントをいくつか紹介します。
- 自分が集中できる時間帯を知る。
- 生活時間の無駄をなくす(家事時間の短縮など)。
- 記事ごとの時間単価を意識して案件を精査する。
大切なのは、仕事にしぼらず「時間」を俯瞰的にとらえることだと思います。モノの配置を見直して生活動線をよくしたり、生活リズムを整えて集中力を高めたりするのも、収入アップにつながるかもしれません。
どうすれば最小の時間で最大の成果をあげられるか、さまざまな視点から考えてみてください。
戦略的に仕事に取り組むことが大事
それぞれの見出しについて、深堀りできてない面もあり、伝わりにくかったら申し訳ありません。
一番伝えたいのは、「戦略的に取り組むことが大事」ということです。
何もしなくても、1年2年と経験を積めば、自然と収入は上がっていくかもしれません。しかし、短期間で収入をガツンと上げたいなら、戦略が大事です。
収入アップにつながる道を整理し、自分に何が足りていないのか、どこに注力すれば収入アップが叶いそうなのか、目指したい方向性は何なのか、常に考えることが大切だと思います。
たぶん、この記事で書いたことがすべてではありません。色んな収入アップの方法があり、それを自分の力で探索していくのも、フリーランスの醍醐味だと思います。
「こいつはこんな風にやってきたんだな」ぐらいの感覚でとらえてもらえればと思います^^